前回の続き。
後半。
4冊目
『好きなことしか本気になれない』南 章行
・「正解かどうかはわからないけれど、自分はこうすべきだと思う」ということを
決めなければ、世界は永遠に変わらない。
・「正解はなくても変えていく」と決めて、選んで、行動しなければ、
永遠に水は淀(よど)んだままだ。
・選んだ道を自分で正解にしていく生き方は、それなりにパワーがいる。
好きでなければ、つまりそこに思いがなければ、続かないだろう。
人は好きなことしか本気になれないのだ。
・「キャリアアップ」ではなく「ストーリー」を生きるというのが、
「正解なき世界を生き延びる方法」のキーワードだ
・自分の過去を正当化しようとする理由は、自分の価値観がわかっていないから。
「なぜ司法試験を受け、なぜ弁護士になり、自分はどう生きたいのか」という価値観が明確ではなく、「とにかく弁護士になりたい」というキャリアプランしか持っていなかったから、経験に縛られ、過去ありきで未来を決めてしまう。
→経験や過去は「いつか活きる能力」であって、未来を限定するものではない。
・逆算思考は、形式が決まっていて、短いスパンの目標に向かう時に聞く戦略だ。
・人生100年時代で個人に必要な3つの力
①スキル
→唯一無二でなく、複数あっていい。更新すべし。
②価値観
→長期プランは社会の変化に合わない。周りが変化してもブレない価値観が必要。
③セルフリーダーシップ
目標を自分で設定し、課題も自分で見つける。
今後はこれが当たり前になっていく。
・スキルは1つでなくていいから、「そこそこ好きでわりと稼げる仕事」と「稼げななくても心満たされる仕事」の二つを持つというスタイルもOK
・みんなと同じだろうと違っていようと、自分がいいと思うことをやる
・頭で考えたこと、あるいは人から聞いたことだけでは、モチベーションが続かない。「自分の心が求めた」と思っているからこそ頑張れるし、その結果が「これだ」、「これじゃなかった」という価値観のブラッシュアップにつながる。
・必要以上に悩むことなく、自分の直感を信じて意志決定したら、あとは
目の前のことを本気でやるしかない。
・意志決定とは、論理的な帰結による判断ではなく、
正解かわからないなかで、意志の力で決めること。
・次の半年で成果がでなかったら僕はクビだ。
・数字になる仕事だけが仕事ではない
・課題というのは「人」ではなく、「人」と「人」の間に落ちている
・正解はない時、どうするか。論理ではなく感情で意志決定する。
・人の役に立つことができれば、どこだってサバイブできる。
5冊目
『発達障害の自分の育て方』岩本友規
・時間の感覚が変わる作業が優れた成果を上げる上で大切だという事実をつかんだ。
・読書会に行き始めてまず大きく変わったのは、「自分はどんな世界に生きているのか」という、世界そのものへの認識です。
・脳の構造からくるお互いのコミュニケーションスタイルの違いに気づいた
・「そうだね、〜ちゃんはこれが欲しいんだよね」と、
一度子どもの感情を受け止め、それを言葉に出すことが
共感することになります。
・「何か」に我を忘れて集中することを意識的に繰り返し行うことで、
次第に自分を取り戻していく。そして、私にとって「何か」とは、
データ分析であり、読書会であり、ビブリオバトルであり、育児だった。
・人間の性格の形成・発達や発達障害に関係する4つの要素
①遺伝子
②環境(教育環境)
③運動
④食事(腸内環境)
・会社員が定時後にいろいろな興味あるイベントへ行くことに、
私は引き続き大きな脳の発達促進の可能性を感じている。
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