ブログデザイン更新(2021.1)

『調理場という戦場』を読んで気づいた3つのこと

2020年も12月に入り、あと少し。

最近紹介いただいて読んだ『調理場という戦場」で

今の私に響いたメッセージと気づいたこと3つをまとめた。

(写真は最近食べて感動した料理。)

地元の刺身

鰤しゃぶ

* * *

①心構えで響いたこと。

・「”本当に勝負する時というのは百戦錬磨の時を過ごしてきたんだ”という自覚ともう俺は一人でもやれる。誰もいなくなってもやり切ってやる、というぐらいの気迫の充実が必要。」

②生き方について気づいたこと

・怒るのは技術的なことではなく精神的な姿勢のこと。
例:英単語や英文法を学習することをなめている

・掃除や雑用をすること、
すなわち人が手を染めたがらないことをやることは多くのヒントがある。

・才能のサポーターは生き方と時間の2つ。
生き方はトレーナーの影響を受ける。
→だからこそ誰に習ったらよいのかを、自分自身で選択して決める必要がある。

③アイデアの実現について

・アイディアを実用できる生産ラインを作ることには
百の力が必要。やれたかもしれないことと、やり抜いたことの
間には、大河が流れている。

・その場(出来上がった環境)にいると
一から十まですべて満たされているけれど、
自分でゼロから始めようとすると、何もない。
「ことほどさように違うのか」というほど違う。
何が足りないのかわからない。それを自分で探すところから始める。

・あれもこれもはできないけれど
これだけはできる、というもので勝負する。
初めは真似から入るが、そこから体験を重ねながら
オリジナリティを生み出していく。
そのプロセスでは
・基準が分からないのであれば毎日作ればよい。
・聞けばわかるわけではない。化学実験のように試すことが大事。
→壁に正面から打ち当たり、タンコブを作りながら毎日を積み重ねる。
・生産者の都合で作るのではなく、ニーズはなんだろうと耳を傾けることが大前提。

* * * * *

料理という分野についての著者の体験は良い刺激になった。

分野が異なろうと、何かを突き詰めるということは

本質的に同じプロセスを得て行くと痛感した。

料理、笑い、英語学習とバラバラに見える物事に

共通する点を見つけられてよかった。

笑いについても本を読んだので、時間があれば更新していきたい。

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