外国人の友達と観光することになり
日本を紹介するとこばかり考えていた。
インドネシアの友人と
日本のお土産を買いにやってきた場所は秋葉原。
娘さんのお土産に探した仮面ライダーウィザードのフィギュア。
奥さんにメールで30分交渉してなんとか手に入れることのできた
ガンダムユニコーンのプラモデル。
でも、それは同時に違う文化を受け入れる大きな機会で
あることに気がついた。
彼はハラールの確認がとれるものしか口にしなかった。
(wikiによると)ハラールとは、イスラム法上で食べられる物のこと。
「豚肉じゃなきゃいけるっしょ、
夕食何の日本食にしようかな。」
そんな考えを持っていた僕は肩透かしをくらった。
例えば、牛肉の場合、お祈りをした上でナイフで切られたものでなければならない。
結局、日本食ではなく、 渋谷のインドネシア料理屋にすることにした。
ソト アヤム、ナシゴレン、サテサピ、
料理が来るたびに、彼は1つ1つ丁寧に説明してくれた。
「おもてなそう!」なんて思った
自分は、すっかりおもてなされていた。
外国から友人がやって来る、ということは
「外の人に日本を紹介するだけでなく、
日本の中に外の文化を取り入れる場を作る」
そんなことができる素晴らしい機会だと実感した。