先週は名古屋へ出張だった。出張の帰り、上司と飲んだ。
上司から言われた通り、「自分の軸」が今の僕にはなかった。
軸とはなんだろう。なぜ軸が必要なのか。
学生時代のことを思い出した。
大学3年の後半の就職活動の時期に
急に周りが
「軸を持つ」とか
「私の軸は☓☓☓」
とか言い出して訳がわからなかった。
理由の分からないその言葉を僕は好きではなかった。
以来、軸という言葉を使うことを極力避けてきた。
上司と話す中で、ようやくその意味が理解できてきた。
軸があることによって、ブレなくなる。
上司の
「わからないこととブレないことは違うんだ」
「相手の意見を全て受け止めるのではなく、
信念を持って向き合え」
という言葉が胸に響いた。
なんとなく、イメージが見えてきた。
軸を線に例えて考えてみた(もはや軸じゃないけれど)
(※値に特に意味はない。)
自分の軸を持たなければ、「常識」とされる
考え方(黒色)に近似していく。
一方、自分の軸(赤色や水色)を持っていれば、
たとえ上がったり、下がったりしても
軸のシフトという変化だけだ。
そして、軸を持ち続けること、
つまり、軸の延長上が
その人の「道」へと繋がるのだろう。
「周りへの変な遠慮をやめて、自分の思うがままのことをやればいい。
強い思いを持っている、お前ならそれができるはずだ。」
上司の背中を押してくれた言葉を胸に刻み、軸を持って前へ進んでいきたい。