日本語と英語の思考
それは、言語として使う文字数が全く違うのだから
発想が変わって当然といえる。
英語は、アルファベットAからZまで26文字
一方、
日本語は、ひらがな(50文字)、カタカナ(50文字)、常用漢字(2136文字)
で合計2236文字
例えば、文字だけで3文字をランダムに並べるとしたら、
ざっくりとべき乗すると
◯ ◯ ◯
英語では26の3乗 26× 26× 26=17576 パターンで
約1万7500
一方、
日本語では2236の3乗 2236× 2236× 2236=11179320256パターンで
約111億8000万
と、文字の表現数に大きな違いがある。
(※厳密には、意味のある言葉にしないと意味はないが。また、0から文字が始まらないように、1文字目の「ん」や「ン」を外す必要があるが、ここでは割愛する。)
数字(0〜9)と組み合わせても、1文字の選択で増えるのは10通り。
そう考えると、コンピューターの中で
アルファベットが1バイト文字、(2の8乗の256文字)
日本語が2バイト文字(2の16乗の65536文字)
の範囲で表現を行う理由も納得がいく。
表現数の多さ少なさに優劣は無い。
日本語は1文字の選択肢が多いからこそ、視覚的にもわかりやすいし、
少ないスペースで多くのことを表現できる。日本語を身に付けるのは大変だけど。
一方、
英語は1文字の情報量が少ないからこそ、シンプルに表現するのが適していたのだろう。文字を覚えるハードルも小さくなる。
英語のおかげでシンプルにモノを考えられるようになった。
ブルース・リーが
直観とコントロールを組み合わせると言っていた理論を真似た自分なりの実践。
どちらもまだまだ未熟だけど、
物事について両方で考えられるように鍛えていきたい。