笑いの「哲学」を読んでの感想
『哲学』by島田紳助&松本人志
この本は
2人の頂点に立つお笑い芸人が
「笑い」や「生き方」について語った対談である。
本自体の面白い点は、
島田紳助さんがロジック的に笑いの取り方や時代を分析しながら
笑いを取る一方で、
松本人志さんが自身の感性を大事に、その場で考え、閃いた直感で
笑いを追求している点だ。
どちらが優れているということはなく、
アプローチ方法が異なる視点で興味深い。
また、自分自身について考える視点にもなった。
センス(才能)と努力の関係。
才能が発揮できる分野で、かつ好きな分野であること。
競争の世界は、厳しく、お笑いやオートバイ、格闘技の世界が
そうであるように、満足できる成績でないなら辞める必要があること。
また、仮に成功したとしても、いずれ引退することになること。
意識の低さに恥ずかしくなった。
自分も覚悟して、日々命を燃やして
今の仕事を行っていきたい。