ブログデザイン更新(2021.1)

生きるのに目的なんか必要ない

生きるのに目的なんか必要ない

いきなり過剰な主張をしたが、気づきがあった。

「目的を持って行動しなさい」

学生の頃、父の言葉を私は信じてきた。

しかし、どこか腑に落ちない、いわば押し付けを感じていた。

例えば、大学を卒業して、アメリカの大学院に行くと決めたとき、

自分の選択は目的に基づいたものではなかった。

目的とは他者を納得させるための伝え方であり、

必ずしも自己の選択を目的で説明する必要はないということだ。

より精確に表すならば、目的は他者を納得させるためには必要条件であり、
自己を納得させるためには十分条件である。

わかりやすく言えば、自分が納得すればそれでOKだ。

これは良し悪しは論じていない。
生きるのに明確な目的がある、例えばサッカー選手になるということがあってもいいし、

なんとなく生きるのもOKということだ。

つまり、生き方には選択肢がある、と言う事である。

目的があってもいいし、別に無くてもいい。

もちろん、人間社会において、自分だけで生きるということは困難であり、

意思疎通のため他者とのコミュニケーションは欠かせない。

相手に自分の考え、思いを伝えるときには、(余程の前提知識を共有し合う仲以外)

目的に、基づいて説明する必要がある。

まとめると、自分の生き方は”目的”にあてはめて他者に納得してもらう必要なんかなくて、

自分のあるがままに突き進めばいいということだ。

そして、それこそが人間が大きく飛躍させる鍵であると私は考える。

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