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久しぶりに日本語で更新します!
冬休みにスカイプで友人が投げて来た問い。
Qいかに未来を予測するか?
2013年現在、1年後を予測することですら難しい。
だったら、
過去から学ぼう。なにか糸口がつかめるかもしれない。
ただ、過去といってイメージができるレベルがいい。
そこで、自分の幼少時代、つまり今から15年前を分析してみよう!
思いつく具体例も意識して書きました!
15年前と今の変化を調べることが
未来へ繋がる線となることを願って。
1998年(15年前)との違い
IT 技術の発展-多機能媒体を(インターネット、音楽、写真、動画、ネット電話等)誰でも手軽に持てるものへ(PC,タブレット、スマホ、ケータイ等)
- 知識(知っている)アクセスの容易化に伴う、知識価値の低下
- 新たなメディアの1つとして、誰もが意見を言える立場を確立し、既存メディアを一般人が容易に批判しやすくなった。(例:フジテレビへの韓流偏重報道批判)
- ソーシャルメディア(SNS)(facebookやTwitter)やブログの発展によって、自らの情報を発信する(例:考え、写真、動画など)ことが容易に
IT 技術の発展に伴う影響
- 既存メディアの弱体化(電子化に伴う印刷、出版業会の苦戦。ネットの普及によるテレビ視聴率の低下など。)
- プライバシー問題の顕在化(ネットよって、容易に個人情報が流出するように)
- 情報へのアクセス(いかに情報を知るか)に価値が生じる。
環境、社会の変化
- 人口が53億(1990)人から70億人へ
http://www.stat.go.jp/data/sekai/02.htm
- より長命社会へ(世界全体の平均寿命は焼く70歳近くなり、20カ国以上が80歳を超える平均寿命へ)
- 晩婚化、非婚化に伴う少子化
- アメリカにおける初の黒人大統領選出
- 男女格差(ジェンダー)の是正の改善(世界における女性代表の出現 例:ドイツのメルケル首相、ブラジルのルセーフ大統領オーストラリアのギラード首相、以前よりもセクシャルハラスメント対策が改善?)
- 二酸化炭素を主とする地球温暖化が問題として国際的に認められる。2010年の世界CO2 排出量は300億トン近くへ。(中国が全体の25%。ただし、1人当たり量は日本やアメリカよりも少ない。)
- 意識レベルにおける環境教育の普及(従来のもったいな精神を成長させたもの)
資源、エネルギー– 再生可能エネルギー(風力、太陽光、バイオマス)発電の発展
- 東日本大震災以降、原子力発電(旧電力体質)への批判が可能になった
- 新興国(中国、ベトナム等)の原子力発電推進
- レアメタル(英語名はマイナーメタル)(例:レアアース、リチウム、ニッケル、プラチナ、コバルトなど)の争奪開始が浮き彫りに
- 新興国(BRICS,ASEAN等)のエネルギー消費量の増加
- 化石燃料(石油、石炭、天然ガス等)の使用量増加
- 水の資源的価値が高まる(バーチャルウォーター
- 水産資源の減少(過剰漁業、乱獲
政治、軍事 -既存体制(自民党独裁)も交代可能へ。
- 中国の台頭
- 9.11以降、戦争は、テロリスト VS 国家(アメリカ)へ
- ネットによる独裁政権の転覆の可能性 (チュニジアのジャスミン革命、アラブの春(中東の民主化)
経済
- 新興国(BRICSやASEAN)の急速な経済成長
- 新興国の台頭に伴う世界競争の激化
- リーマンショックによる世界不況へ
- ヨーロッパの債務危機(ギリシャの財政問題,PIGS)
- 経済格差(相対的格差の拡大)(アメリカ、中国、日本、etc….)が問題となり、分配に対する関心が増加
移動手段
- 格安航空、高速バスなどのコスト競争が激化
- 省エネ自動車の活躍(プリウスの浸透)
スポーツ
- 野球のテレビ中継が減少し、ワールドカップなど、サッカーが日本の国民的スポーツへ。
- 世界で挑戦する日本人の増加(野球、サッカー、テニス、バレー、水泳、陸上、卓球)
若者
- 既存の商品(例:自動車、ビール)よりも、IT関連の商品( PC、スマホ等)やサービス(ネット)を購入するように。
- 不況のため大企業が新卒採用を減らし、就職において、入り口がより狭くなる。将来への期待よりも、能力が試されるように
ー変わらなかったことー
- 日本の不景気の雰囲気
- 自動車以上にメジャーな移動手段の確立
- 既得権益層の保身 (← 永遠に変わらない (笑
ざっくり、自分なりに振り返ってみた!
こうやって、考えると、15年の間に世の中は少しずつ動いていると感じた!
あ、内容について、
新たな視点、事実が間違ってるところ、あいまいなところ、認識の相違、具体例の追加など、
ご意見(こういうこともあったよ!それって違くない?私はこう思う!)とかあれば、自由にコメントお願いします☆
追記:
以下の安井至さんのブログで、これからの世の中について、過去のイノベーションを振り返りながら情報を載せているので、
未来を予測する大きなヒントになると思います。
職を創る 世界の最重要事項 12.23.2012
http://www.yasuienv.net/DecentJob.htm