ブログデザイン更新(2021.1)

「金」の型を作る

私がITを活用している分野は製造業である。

具体的には、3D-CADを用いて生産技術を支援する活動である。

そこで、対象となっているのが金型である。

金型とは、文字通り金属の型のことで、

身近なものでいえば、たい焼きの型がある。

私達がが普段使っている、スマートフォンも、自動車もエアコンも

金型から大量に作られている。

学生時代、

大量生産・大量消費・大量廃棄社会という社会構造に関心を持っていた。

しかしながら、当時はそもそも技術を使ってどのように

大量生産をするのか、そういった視点で考えていなかった。

今やってることが、今まで学んで離れてると思った分野と

意外と結びついてることに気づきワクワクしている。

今後、3Dプリンターを活用して、

一般の人がもっと簡単にモノを作れる機会は増えていくだろう。

3Dプリンターはモノをとりあえず作ってみる、

という試作段階では役に立つ。

しかしながら、量産(1度に多く生産すること)には、

まだまだ金型という古い技術が現役である。

古いと思った技術が今後革新されていくのか、新しい技術が生まれるのか、

あるいは古い技術と新しい技術がよいコンビネーションを出していくのか、

これから自分の目で見ていきたい。

今、ある場所で全力で基本の型をつくり、その型を破っていきたい。

幸運なことに、ハードでエキサイティングな

金の型を学べるのだから。

(口調も硬くなってしまった。。。)

おまけ

3Dプリンターを使ってオリジナルジュエリーを

作ってみた女性のお話。ユニークで行動力のある彼女のエネルギーに感服した 笑

nlab.itmedia.co.jp

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