ブログデザイン更新(2021.1)

ブログ近況報告(2022.8)鼻の手術と術後の戦いレポート(※閲覧注意)

* * *

8月は仕事のピークもあったが、なんとかこなすことができた。
そして、運良く空いたタイミングで鼻の手術を行った。

症状は具体的には鼻中隔湾曲症と肥厚性鼻炎。

参考Youtube

【鼻炎との関わり】

かれこれ中学生の頃から20年近く、降慢性鼻炎で鼻詰まりがあった。
副作用で眠たさ(特に昼)やだるさを感じていた。
これまでにも鼻の粘膜を焼くレーザー治療も2回行ったが効果は薄く、
根本的に鼻の軟骨を削る手術を受ける必要を感じていた。

元々中国留学に行く前に耳鼻科で相談をしたこともあったが、
鼻のコンディション(中国の空気が悪いため帰国後が良いと言われ)
延期となり、前職でも手術を含めて約1週間休む必要があり、
タイミングが取れなかった。

今回、フリーランスの仕事もある程度落ち着いてきたので、
QOLを上げるべく、手術を決意した。

* * *

【入院と手術まで】

前日入院だったので、その日はPCを使って
(プレイルームで気合いで動画を撮り)作業を進めた。

そして、ついに手術当日の朝を迎えた。

手術自体は全身麻酔もあり、緊張はしたが
あっと言う間に終わった。

そして、そこから地獄が始まった。

特に、初日と2日目は時間の経過が
最もスローに感じた期間であった。

(※リアルな表現があるので、怖い方はここでSTOPすると良いです)

【術後の地獄】

麻酔が切れて意識を取り戻した瞬間から
息苦しい。

施術後鼻の中には綿のガーゼが詰められていて
鼻呼吸ができない。

そのため、人工呼吸器を付けられているが、
呼吸の仕方もよくわからず、息苦しい状態だった。

合わせて、手術の反応で体の自衛本能が働き
体温は38度を超えていて、ベッドの背中が
暑くてたまらない。

紙おむつを装着し、心電図や点滴、尿管カテーテルが付いた状態なので
寝返りをうって良いのかもわからない。

たまらずナースコールボタンを押して
看護師(男性)の方に相談した。
(直後は軽いパニックとなり、ナースコールを合計3回も押してしまった)

* * *

<初日と2日目>

初日は
・常に感じる息苦しさ
・高熱とだるさ
・絶えず、口から出てくる血の塊
・鼻から漏れる血を拭く&鼻のガーゼを取り替えること
・(息苦しさで)1時間〜90分に1回は目が覚めて、
 苦痛で時間の過ぎる遅さを感じた。

2日目以降は術後の痛みのピークが過ぎたが、
上記の症状が続いていた。

2日目以降は食事が可能となりった。
鼻が詰まっているので飲食は苦労し、
少量の水分や30回は噛んで消化を意識して
毎回20分以上はかけていた。

さらに加えて
最も辛かったことがトイレである。

映画館で我慢した量を超えるぐぐらいの量で
1日に10回以上に頻度で尿意があった。

さらに、尿管カテーテルを外した反動が
放尿すると激痛(焼け付くような熱さと
チクリと刺すような感覚)があり、
トイレのたびに冷や汗をかき悶えていた。

この苦痛を1〜2時間ごとに体験した。

* * *

<3日目以降>

3日に入ると、初日と2日目の峠は越えて、
痛みのレベルも下がり、
本を読んだり、スマホを見る気分になる
余裕も生まれてきて、4日目に鼻のガーゼをほとんど取って
5日目に退院ができた。

約1週間が過ぎたが今はこのブログを書けるぐらいになった。
もちろん鼻の穴には綿球を入れているため息苦しさと
多少の流血はあるが、ガーゼ解放後は鼻の通りも良くなったので
空気も吸えている。

* * *

【感想】

入院して、手術を行い、術後に物理的な苦痛を味わい、
生き物としての自分を実感した。

普段、息苦しさや血を出すこと、生活の中で支障があること
はそこまでなかったので、良い経験となった。

生き物として生命があることを実感し、
自分だけではなく、体の治療や出産など

これまで意識ができていなかったことを理解することができた。
現在の仕事でも妊婦の生徒さんがいらっしゃるので、
その凄さを全く理解ができていなかったことに気づいた。

加えて、闘病について親身にサポートしてくださった先生、看護師チームの皆様に感謝したい。

願わくば、鼻の症状とそれに伴う副作用が改善し、
今回の気づきを今後の活動にも活かしていきたい。

そして、
ドラゴンボールのサイヤ人のように
瀕死から蘇ってさらに強くなりたい。

<余談>

入院中に読んでいた本に鑑真和上の話が出ていた。

【大阪の仏壇店】お仏壇の滝本仏光堂
「鑑真和上」とはどんな人物か?6度目の渡航でようやく日本にたどり着き日本の仏教の発展に尽くした唐の僧...
「鑑真和上」とはどんな人物か?6度目の渡航でようやく日本にたどり着き日本の仏教の発展に尽くした唐の僧...鑑真和上 鑑真和上(がんじんわじょう・がんじんおしょう)は唐の僧侶で奈良時代に帰化し日本の律宗の

6度の挑戦でようやく日本にやってきて、日本の仏教の発展に尽力された。
渡航の中で弟子を失い、自らも失明する中でも諦めずに挑戦したマインドを
見習いたいと思った。機会があれば奈良の唐招提寺に行ってみたいな。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる